小さな頃、自分もいつかは結婚すると当たり前のように思っていました。
どちらかというと結婚したいしたくないではなく、必ずすることになるというような感覚でした。
確かに昔はそうだったかもしれないのですが、私が産まれて間もなかった頃の時代とは、今はずいぶん変わりましたね。
お陰様で今も無事独身です。
人生にはさまざまな転換期があると思いますが、
なかでも結婚は大きいですよね。
あと、出産。
そして、家族との別れ、などもありますね。
自分は環境の変化が苦手過ぎると、ここ数年特に自覚しています。
もうこの歳になって誰かと一緒に住むとか、考えにくいです。
それを飛び越えるような愛の力(わらい)がこれから起これば凄いですが、正直それはそれで「こわっ」と思います。
家族や周囲の人々を見ていてたまに思うのが、人は変わるということ。
特に女性が母になった時の変化や、
人が高齢になった時の変化。
この辺は見ていてギョッとします。
良い変化もあるはずですが「この人変わっちゃったなあ…」というような印象の方が多いです。
悪いといっているわけではないです。
それが自然なことだと思いますので。
でも自分もああなるのだとしたら、心底嫌だし、今のままでいたいと強く思います。
人は老いるので、そこは避けようがないのですが、正直そんな人格が変わってしまうほど長く生きていたくもないと思います。
結婚するのはいいことだと、
子供を産むのはいいことだと、
歳をとって長く生きてゆくのはいいことだと、
どうして私は思えないのでしょうか。
誰かのせいにするつもりはありません。
他の誰でもない私自身のせいです。
私が人より努力が嫌いで向上心がないからなんだと思います。
願わくば遠くない未来、
自分と同じような感覚の人たちと同じ場所であつまって、
ただ楽しくお話ができたりしたら、
私も楽しい人生だったと、最後はほっこりして終われないかな。